「日本酒って悪酔いする?」──その不安、よくわかります。
日本酒って、美味しいけどちょっと怖い。
飲んだ次の日に頭が痛かったり、やたら眠くなったり、「なんか合わないかも」と感じたことがある人もいるかもしれません。
でも実は、“悪酔い”にはきちんと理由があります。
それを知って、飲み方を少し変えるだけで、日本酒はもっと身近で優しいお酒になります。
日本酒で悪酔いしやすい理由
■ アルコール度数が高め
日本酒は一般的に13〜16%。
ビール(4〜5%)に比べて3倍以上あるので、同じ感覚で飲むとすぐに酔いが回ってしまいます。
■ 甘口・フルーティー系は飲みすぎやすい
最近は「日本酒=甘くてフルーティー」というイメージがあり、ジュース感覚でゴクゴク飲めてしまうものも多いです。
その結果、「気づけば4合空いていた…」なんてことも。
■ 添加物や糖類の影響
本醸造酒や糖類添加のリキュールタイプなどは、純米酒に比べて余計な負担が体にかかりやすいとも言われます。
とくにアルコールが苦手な人は「純米酒」を選ぶことで不快感を減らせることもあります。
悪酔いしないための、日本酒の飲み方
■ 空腹で飲まない
日本酒は吸収が早いため、空っぽの胃に流し込むと急激に酔いが回ります。
事前におつまみやご飯を食べておくと◎。
■ 水と一緒に飲む(和らぎ水)
チェイサーとしての水は、日本酒を楽しむ上で必須。
交互に飲むだけで、酔い方がまるで変わります。
■ 熱燗・常温でゆっくり飲む
冷酒だとどうしてもスイスイいけてしまいます。
常温やぬる燗だと自然とゆっくり飲めるので、結果的にペースダウンしやすい=悪酔いしにくい。
純米酒は“悪酔いしにくいお酒”なのか?
結論から言うと、「人によるけど、しにくい傾向はある」と感じています。
理由は:
・添加物がない(米・米麹・水のみ)=体にやさしい
・アルコール感が柔らかく、飲みすぎにくい
・後味がスッと引く酒が多く、重たくならない
特に鹿島市の「光武酒造」の純米酒は、
飲んだ瞬間のふくらみと、喉を通ったあとのキレが両立していて、
“1杯ずつ味わいたくなる”タイプのお酒。
これが、悪酔いしにくさの一番の理由かもしれません。
【体験談】「甘い酒が苦手な僕でも、熱燗の純米酒ならスッと入った」
僕自身、日本酒の甘ったるさが少し苦手でした。
冷酒でグッと飲むと美味しいけど、どこか途中で“しんどくなる”感覚があったんです。
でも、あるとき鹿島で「光武の純米酒」をぬる燗で飲んだら、驚きました。
味はふくらむのに、後に残らない。
そして、翌朝もスッキリ。頭痛もなければ、倦怠感もない。
“体に無理をさせない酒”って、こういうことか…と思った体験でした。
まとめ:「日本酒=悪酔いする」は半分ウソ
日本酒で悪酔いするのは、
・選び方
・飲み方
・量の管理
この3つでほとんど解決できます。
特に「純米酒×ぬる燗」は、初心者でも安心して日本酒を楽しめる入口。
地酒である光武酒造のような、昔ながらの製法を守る酒を選べば、体への負担も少なく、美味しさもきちんと味わえます。