「日本酒って甘ったるくて苦手…」
そんな風に思っている方、多いのではないでしょうか?
私もその一人でした。フルーティーで爽やかな日本酒が女性向けとしてよく紹介されるけど、どうしてもその人工的な甘さに抵抗があったんです。
でも、佐賀県鹿島市の日本酒に出会って、そんな先入観がガラッと変わりました。
今回の記事では、甘口日本酒が苦手な初心者でも飲みやすい鹿島の純米酒について、私自身の体験も交えてご紹介します。
日本酒=甘いイメージ…実はそれ、香りや添加物の印象かも?
「女性にはフルーティーで甘い日本酒を」
そんなキャッチコピーを見かけたことありませんか?
確かに、吟醸酒や大吟醸酒のなかには、果実のような香りやスイーツ感のあるお酒もあります。
でもその甘さ、原材料や製法によるものではなく、香料や醸造アルコールによって調整されることも多いんです。
つまり甘味=自然な甘さとは限らないんです。これが、初心者が「なんかクドいな…」と感じでしまう原因の一つなんです。
「純米酒」は米と水だけで造られる日本酒
純米酒は醸造アルコールを添加していないお酒。
米と米麴、水だけで造られるため、素材本来の味わいがダイレクトに伝わってきます。
人工的な甘さや香りだけではなく、米由来のやさしい甘みが特徴です。
甘口が嫌いな私が「飲みやすい」と感じた理由
普段から甘口が苦手な私が、鹿島の純米酒を口にしてまず驚いたのは、「自然な甘さ」でした。
・あとに残らない
・料理の味を邪魔しない
・米の甘さがふんわり広がる
正直、「これまで飲んできた甘口日本酒ってなんだったんだろう?」と思ったほどです。
米どころ&水どころならではの自然派の味わい
佐賀県鹿島市は、肥沃な土壌と良質な水源に恵まれた地域。
この地で育った米と水だけで醸す純米酒は、まさにナチュラル志向の味わい。
添加物に頼らないから、素材の甘さやうま味が活きてくるんですよね。
飲みやすい温度帯で楽しめる
純米酒は、冷でも燗でも美味しくいただけます。
特に鹿島の酒は、ぬる燗にすると米の甘みがふわっと広がり、体にも優しい印象に。
「日本酒ってアルコール感が強くて…」という人にもおすすめの飲み方です。
地元の酒蔵が丁寧に造る初めての一本に最適
鹿島には、初心者にもやさしい蔵元が多くあります。
大手にはない小回りの効いた造りで、手作業ならではの温かみがあるのも魅力。
ラベルに「純米酒」と書かれているかチェック
まずはシンプルに「純米酒」と表記されたお酒を選びましょう。
「純米吟醸」や「純米大吟醸」もokですが、初心者はまずプレーンな純米酒がおすすめです。
冷蔵・常温コーナーにある地酒を狙う
スーパーや地元の酒屋で冷蔵保存されている日本酒は、比較的フレッシュで飲みやすいものが多いです。
鹿島市の直売所や酒屋では、純米酒の地酒も豊富なので要チェック。
四合瓶(720ml)で気軽に試す
まずは少量で飲み切れるサイズを選ぶのがポイント。
価格帯も1000円~1500円程度からあるので、お財布にもやさしい。
今後レビュー記事でも詳しくご紹介予定ですが、
鹿島で出会った「初心者におすすめしたい純米酒」たちはこちら。
光武酒造場

手造り純米酒 光武
山田錦を50%まで精米して使い、掛米には佐賀県米を50%まで精米し仕込んだ一本です。純粋な米のうま味だけを味わえる一本です。米のうま味をしっかりと感じられて、甘口嫌いな人こそ試してほしい銘柄です。
「甘いお酒は苦手」
「日本酒ってよくわからない」
そんな風に感じていた私が、少しずつ日本酒を楽しめるようになったきかっけが鹿島の純米酒との出会いでした。
自然な甘さ、やさしい味わい体にすっとなじむような飲み心地。
派手じゃないけど毎日でも飲めるような一本がここにはあります。
次の記事では、実際に鹿島で買える純米酒や飲み比べ体験も紹介していく予定です。
初心者さんでも、きっと気に入る一本に出会えるはず。お楽しみに!